【2022年】WiMAXのモバイルルーターを比べてみよう!自分に合うものが見つかる

現在、契約ができるWiMAX+5G、WiMAX2+モバイルルーターはX11、SCR01、W06、WX06になります。
最新機種のX11とSCR01は5G回線が利用できるWiMAXルーターです。料金も専用のプランになっており、通信制限もWiMAX2+より緩和されています。
では、WiMAX+5GとWiMAX2+モバイルルーターはどちらが良いのか?どんな評判なのかわからないという方も多いでしょう。
このサイトでは機種ごとの性能や評判を比べ解説しますので、最後まで読んでいただくと購入の参考になると思います!
WiMAXモバイルルーターの性能 表
# | X11 | SCR01 | WX06 | W06 |
---|---|---|---|---|
本体 | ![]() |
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WiMAX2+回線 | 不明 | 不明 | 下り最大440Mbps | 下り最大558Mbps |
上り最大30Mbps | ||||
WiMAX2+ & LTE回線 | 不明 | 不明 | 下り最大440Mbps | 下り最大1,237Mbps |
不明 | 不明 | 上り最大75Mbps | 上り最大75Mbps | |
5G | 下り最大2.7Gbps | 下り最大2.2Gbps | - | - |
ディスプレイ | 約2.4インチ | 約5.3インチ | 約2.4インチ | |
重さ | 約174g | 約203g | 約127g | 約125g |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,000mAh | 3,200mAh | 3,000mAh |
充電時間 | 約190分 | 約160分 | 約160分 | 約120分 |
連続通信時間 | 約490分 | 約1,000分 | 約690分 | 約540分 |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz対応) | ||
UIMカード | Nano IC | |||
USBタイプ | TypeC | |||
メーカー | NECプラットフォームズ | Samsung | NECプラットフォームズ | HUAWEI |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01以外のWiMAXモバイルルーターはカラーが2色あり、W06以外はクレードルも発売されています。クレードルに関しては売り切れたり、そのまま販売終了もあるので必要と感じた場合は早めに手に入れましょう。
Speed Wi-Fi 5G X11とGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01の違い


Speed Wi-Fi 5G X11(以下X11)は最新の5G対応ルーターです。Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01(以下SCR01)はSamsung製でしたが、X11はWiMAXではお馴染みのNECプラットフォームズになっています。
1番の違いはサイズでしょう!SCR01は5インチのディスプレイがありスマホのような大きさ(約W147×H76×D10.9mm)でした。X11は厚みは増したものの持ち運びしやすい大きさ(約136.0×68.0×14.8mm)になっています。その代わりX11はタッチパネルではありません。ボタン操作です。
次に5Gの通信速度ですが、これは理論値であり実際の利用シーンでは数値ほどの差は感じられません。夏にSCR01はアップデートし対応周波数(バンド)も増えたので気にすることはないでしょう。
WiFi無線LANの違いも気になる点です。X11からはWiFi6(11ax)に対応しました。これはX11とパソコンやスマホ間の通信速度が速くなるということになります。WiFi5(11ac)と比べて約1.4倍速いです。
バッテリー容量はX11の方が小型化しているため少なくり、重量が軽くもなっています。持ち運ぶことが多いのならX11が良いでしょう。
大きな違いはこの4点です。
5GルーターX11,SCR01とW06,WX06の違い


5Gに対応しているルーターX11やSCR01と非対応なルーターの違いは、そのまんま5Gが使えるか使えないかだけです。
実はこの5Gに対応していないのが曲者なのです。
UQコミュニケーションズは2022年の秋から、WiMAX2+で使用している帯域の一部を5Gに転用する計画を発表しました。これが始まると通信速度が半減し、仮に50Mbps出ていたのなら25Mbpsになります。20Mbpsなら10Mbpsですね。
これが最大の違いになります。WiMAX2+の契約には3年のプランもあり、最初の1年は速かったけど2年目以降は遅くなって不便だったということがありえます。
料金がWiMAX+5Gより少し安かったり、ルーターが5G用のモノと比べて軽かったりとメリットもありますが、契約する場合は熟考しましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W06とWX06の違い


どちらも5G回線には対応していません。
下りの通信速度を見ると4G LTEの利用を問わずWX06よりW06の方が高速通信できることがわかります。これはW06が256QAM変調方式で受信できるのに対し、WX06は64QAM変調方式でしか受信できないため速度差が生まれるからです。数字だけを見ると64QAMの4倍になりますが、実際に通信できる量の差は約1.3倍と言われています。
反対に上りの通信速度を見ると、どちらも同じ速度ですね。
もう一つの大きな違いはバッテリー容量です。
W06よりWX06の方が大きいバッテリーを積んでいます。当然、連続通信時間もWX06の方が長くなっています。それからWX06は電池パックを交換することが可能です。予備に持っておくこともできるので大きな違いになります。
WiMAXモバイルルーター⭐おすすめランキング2022
1番目におすすめ!Speed Wi-Fi 5G X11

2021年10月発売|NECプラットフォームズ
- 5Gに対応し下り最大2.7Gbpsの通信速度
- バッテリーは4,000mAhを搭載
- 2.4インチのディスプレイに小型化
- オプション品クレードルがある
- 専用プラン「ギガ放題プラス」に加入
2番目におすすめ!Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01

2021年4月発売|Samsung
- 5Gに対応し下り最大2.2Gbpsの通信速度
- バッテリーは5,000mAhを搭載
- 5.3インチのディスプレイ大画面
- 自立型のスタンドを搭載
- 専用プラン「ギガ放題プラス」に加入
2番手はX11と同じ5GのSCR01です。WX06の発売以降なかなか新型のルーターが出ませんでしたが、WiMAXでは初の5Gに対応したルーターが登場しました。
見た目も大きさもスマホと変わりないですが、バッテリー容量が増えたお陰で通信できる時間も増えました。
サービス内容もギガ放題プラスから新しくなり、3日あたりのデータ容量の制限が15GBに拡大しています。→「一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する」に変わりました。
デメリットはW06と同じくクレードルが存在しないことです。有線LANに繋げて使用したい人は要注意です。
3番目におすすめ!Speed Wi-Fi NEXT W06

2019年1月発売|HUAWEI
- 一部エリア内ではUSB接続で下り最大1.2Gbps
- W05比で受信感度アップ
- Wi-Fiがビームフォーミングに対応
- 通信モード自動切替機能
- ギガ放題プランに加入できる
3番手はW06です。旧型のW05と比べ性能が大きくアップしました。WiMAX初の5GルーターSCR01の登場で最速のWiMAXルーターではなくなりましたが、旧プラン「ギガ放題」で契約するのならおすすめです。
初期のころはiPhoneで接続が切れる不具合報告がありましたが、バージョンアップで修正されました。
注意点はW06にはクレードルが存在しない点です。無線WiFiで使う人には問題ないですが、有線LANに繋げて使用したい人は要注意。
4番目におすすめ!Speed Wi-Fi NEXT WX06

2020年1月発売|NECプラットフォームズ
- 前機種と比べ通信速度には変化がない
- WiFiの2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用が可能になる
- ホーム画面で3日間の通信量の表示ができる
- クレードルのアンテナが4本に増える
- ギガ放題プランに加入できる
4番手はWX06です。旧型のWX05と比べて大きな変化はありませんが、1番の目玉はWiFiが2.4GHz帯と5GHz帯どちらでも同時に接続できる点です。
他のルーターですとWiFi設定したどちらかの周波数帯でしか利用できません。5GHz帯で利用中だと古い未対応の端末で接続する場合には2.4GHz帯に設定を変更する必要がありました。WX06ではその手間が省けるということです。
問題点はWX05と同じくルーターの評判がいまひとつです。安定性を求めるなら他の機種を選択した方がストレスなく利用できるでしょう。
販売終了したWiMAX2+ ルーター
Speed Wi-Fi NEXT WX05

2018年11月発売|NECプラットフォームズ
- WiMAXハイパワーに対応
- 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で高速化
- 下り最大440Mbps、上り最大75Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Wi-Fiがビームフォーミングに対応
WX06の性能と比べても見劣りはしません。小さな改善はされましたが、通信速度に関しては同じです。
問題は性能より端末の安定性でしょう。WX05は発売からずっと不具合の口コミが目立ちます。基本的に端末のアップデートで問題が修正されていくのですが、設計が悪いのかどうにもならない状態に思えます。
そのためWX05はおすすめできないルーターです。
Speed Wi-Fi NEXT W05
- 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で高速化
- 下り最大758Mbps対応・上りが最大112.5Mbpsに高速化!
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Bluetoothテザリングに対応
- 前機種と比べ薄型化、軽量化
2018年1月発売のW05。過去機種のW04とは違い、デザインがWXシリーズぽくスリムになりました。性能も大きく変わったのかと思われましたが、W04とほぼ同じ性能だったのでマイナーチェンジくらいの印象です。
ハイスピードプラスエリアモードを使えば下り最大758Mbpsに対応します。ただし、利用できるエリアが東名阪の一部なので全国で利用できるようになるには時間が掛かりそうです。UIMカードのサイズはnanoSIMです。
Speed Wi-Fi NEXT WX04
- WXシリーズ初のau LTEに対応
- 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で高速化
- 下り最大440Mbps、上り最大30Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Wi-Fiがビームフォーミングに対応
2017年11月発売のWX04。旧機種WX03発売から約1年後に登場しました。WX03比ではLTE回線に対応、上りの速度とWi-Fiの性能が強化されました。
ただ、端末の安定感に欠ける口コミが目立ち評判は良くありません。
特に回線が勝手に切断される件や再起動する不具合は不満が溜まります。毎日使うモノですし改善されないと困ります。
これからもファームウェアのアップデートは続くはずですが、安定するまで時間が掛かる印象です。
Speed Wi-Fi NEXT W04
- 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で高速化
- 下り最大758Mbps・上りが最大37.5Mbpsに対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Bluetoothテザリングに対応
- デザインがスティック型(縦型)
Speed Wi-Fi NEXT WX03
- 4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で高速化
- 下り最大440Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- スマホのアプリでQRコードを表示し無線LANに簡単接続
- 通信量カウンターが3日間や1ヶ月表示が可能
発売した当時は最速の下り最大440Mbpsに対応しましたが、W05やW04のような下り最大758Mbpsには対応していません。しかし、下り最大758Mbpsのエリアはまだ狭いので、それほど気にすることではありません。
なぜ4番手なのかを説明しますが、WX03には短期間でバッテリーが膨張する不具合が多発しました。無償で交換してもらった報告があるものの、NECプラットフォームズのWiMAX2+ルーターはバッテリーの問題がよくあり、安心感に欠けます。
Speed Wi-Fi NEXT W03
- 3CA(キャリアアグリゲーション)技術採用
- 4G・LTE:下り最大370Mbps/WiMAX2+:220Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- NFC対応端末との接続設定がかんたんタッチでSSID・PWの入力は不要
- 通信量カウンターが3日間表示に対応
Speed Wi-Fi NEXT WX02
- 4×4MIMO技術採用
- 下り最大220Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Bluetooth対応
- 通信量カウンターが3日間表示に対応
Speed Wi-Fi NEXT W02
- キャリアアグリゲーション技術採用
- 下り最大220Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- 通信量カウンターが3日間表示に対応
Speed Wi-Fi NEXT WX01
- 4×4MIMO技術採用
- 下り最大220Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
- Bluetooth対応
Speed Wi-Fi NEXT W01
- キャリアアグリゲーション技術採用
- 下り最大220Mbps対応
- IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11
2014年6月に発売。NAD11は薄いボディが特徴です。
WiMAX2+ルーターでは初のIEEE 802.11ac(5GHz帯)に対応。
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
2014年7月に発売。HWD14をマイナーチェンジした後継機とのこと。
旧式のWiMAX回線へ手動で変更できます。
WiMAX+5G、WiMAX2+プロバイダー別のキャンペーンはこちら↓↓
モバイルルーター取り扱い早見表
X11 | SCR01 | L12 | L11 | |
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取り扱っているモバイルルーターは新機種がメインとなっています。旧型の機種は基本的には在庫限りになり、在庫が無くなると復活することはありません。会社によっては早めに新機種だけに切り替えたり、旧型も長く取り扱ったりとまちまちです。
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